おろし金無くてもキッチンにある「これ」が意外なおろし道具代用品

生活


過去の風景が浮かぶかのように、キッチンで野菜のすりおろしを始めたら、おろし金の姿が見えずに困惑した経験、皆さんにもあるのではないでしょうか?

家庭の台所探索をしても見つからないことが多く、100円ショップで買うという簡単な解決策も買い忘れで次買おう、次買おうとずるずる。

そこで興味深いのですが、よく見ると家の中には意外なおろし道具が隠れているんですね。
今からその驚きの解決法をご紹介したいと思います。

ダマつきしゃもじを活用


脱力するダマが付いたしゃもじが家庭に1つはあるはずです。
生姜やにんにく、大根などをすりおろしたい場合、これが役に立つんです。

見た目にも珍しいおろし板も市販されていますが、実は同じような効果をしゃもじで得ることができるんですよ。

実際に試してみると、備わったおろし金と遜色なく使えました。円を描くように力を入れると、よりおろしやすくなるんです。

我が家には多種多様なダマがついたしゃもじがあるのですが、細かいダマのものほど、きめ細やかで美味しい仕上がりになります。

食材が生姜やニンニクの場合は、おろし金を使うのと同じくらいの力加減で快適にすりおろせます。一方で大根やにんじんのような硬い野菜は、少し力を要しますが、充分に対応可能です。

フォークで代用


ダマ付きしゃもじがなくても心配無用、フォークが補助役を務めます。
フォークはどんな家庭にも必ず見られるアイテムですから、表面を傷つけるようにして使ってみましょう。

横一線に削ることで見事に機能し、生姜をおろすのにも効果的です。 ギザギザのナイフを駆使
刃先にギザギザがついたステーキナイフも、実はうってつけのおろし具になります。

このギザギザ部分で素材を削り取っていくだけで、想像以上の結果を得ることができます。パン切りナイフでも同じ試みができます。

スプーンを生かしての工夫


しゃもじやフォークが手元にないときは、スプーンの側面を役立ててみましょう。 食材の繊維に沿って擦りつけることで、少しずつ削り取ることが可能です。少々手間はかかりますが、うまくいけば確実におろし作業が進みます。

にんにくペーストを手早く

しゃもじを使った方法に加えて、大量のにんにくペーストを作りたい時に適した別の方法が推奨されます。 例えば包丁を使用すると、簡単にかつスピーディに大量のペーストを作ることができます。

手順は以下の通りです

1.にんにくの皮を剥ぎ、平たい側でつぶす
2.その後にみじん切り
3.更に包丁でつぶしていく
4.余計なみじん切りを加える これらを好みの細かさまで繰り返します。

袋と麺棒を使う

にんにくの匂いが手につくと中々取れませんが、麺棒と密閉できる袋を使えば、ほぼ触れずにペーストを作ることが可能です。
玉ねぎにも同じ手法がお勧めです。

1.にんにくを皮から解放し、もしあれば芯も除く
2.細かく刻む
3.密閉可能な袋に入れる
4.麺棒で圧をかける これを行うことで、あっという間に微細なペーストが完成します

他にも便利なすりおろしテクニック


キッチンツールとして活躍する切れ味の良いアルミホイルカッターその名の通りキッチンツールとして意外な一面を発揮するのが、アルミホイルやラップの箱についている切れ味鋭いカッターです。

使い捨てる既存のアルミホイルやラップの空き箱が側にあれば、その鋭いカッター部分を利用して、素材を細かく削り取る作業が可能になります。

手を切らないように注意しながらも、そのカッター部分を器用に取り外し、一つの手持ち調理器具として使えば食材を効率よく削ぐことができます。

ピーラーの隠れた一面

日常よく使う皮むき器であるピーラーの裏にも、おろし器の役割を果たす機能が隠されているかもしれません。

100円ショップで見つけた私のピーラーにもおろし金に似た部分が装着されており、お手持ちのピーラーにもそうした機能が搭載されている可能性があります。

ブツブツしたテクスチャのあるピーラーも見かけますが、そうした部分を利用しても食材をおろすことができるのです。

ピーラーの裏側には、おろし金の役割を果たす部分がついていることがあります。この部分は、細かいおろし状にすることができる突起や刃があります。

ピーラーの裏側を使って食材をおろす方法は次の通りです。


1.食材を洗浄し、必要に応じて皮をむきます。

2.ピーラーの裏側のおろし金の部分を食材に当てます。この部分は細かい突起や刃があるため、食材を引っかけるようにして使います。

3.食材をピーラーの裏側に押し当てながら、軽く左右に動かして削ります。軽い力で均等に力をかけることがポイントです。

4.食材が細かくおろされるように、繰り返し削ります。食材の硬さや大きさによって、削る回数や力のかけ方を調整してください。


この方法で、ピーラーの裏側を使って食材をおろすことができます。ただし、食材の硬さや形状によっては、おろし金の役割が限定されることがあります。

また、安全のためにも注意が必要です。使い方に慣れるまでは、食材を削る際に十分な注意を払いましょう。

多機能な調理家電を活用


大根おろしや玉ねぎのすりおろしは、単純な作業とはいえ手間がかかります。
そんなときは、おろし金を代行してくれる調理家電の出番です。

・フードプロセッサー
・ハンドブレンダー
・ミキサー

これらの家電が手元にあれば、おろし作業も格段に楽ちんになりますので、ためらわず活用してみましょう。

締めくくり

お手元のアイテムで工夫するおろしテクニックをご紹介しました。 身の回りのアイテムですら、意外にもおろし作業に応用できたりするものです。

特に、大量にニンニクや玉ねぎを処理する必要があるときには、これらのアイデアが一役買ってくれることでしょう。

最後に、フードプロセッサーなどの家電があれば、力を入れずに済みますし、手おろしと変わらぬ上質な味わいのすりおろしもできるので、設備を生かしてみてはいかがでしょうか。

おろし金の代用品として利用できるアイテムの一部です。ただし、代用品を利用する際には安全に注意し、指や手を切らないように注意しましょう。

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