楽しいGWが終わると、小学生の一大イベント「夏休み」が近づいてきますね。
親にとっても、子どもが長期間、一日中家にいるという
けっこう大変なイベントです。
普段は、学校が終わって帰ってくる時間には仕事を終えて
お家でお子さん迎えているあなたにとって、この夏休みの期間、
家で子どもだけで過ごすのか?学童保育所に入所するか?
悩みどころですよね。
夏休みだけ入れる学童はあります。
ですが、公立の学童か、民間の学童かの違いや
規模や入所児童数などによっては
夏休みだけの入所はできない場合もあります。
我が家の子どもたちが通っている学童は
小学校の入学説明会(年長の2月頃)の時点で、
夏休みだけの入所は不可と事前に言われていました。
共働き世帯も増えているので、学童の需要は高まっています。
もし夏休みだけの入所を検討されている場合は
お早めに最寄りの学童に相談してみたら良いと思います。
学童の連絡先などは、自治体のホームページに載っていますので
検索してみてください。
夏休み中の学童保育の利用について
そもそも学童保育とは
「保護者が就労などにより、放課後や長期休暇中に留守家庭となる児童に対し
生活の場・遊びの場を提供する保育事業」です。
学校や保育園に併設された学童や、公立の学童、民間の学童など
様々な形態で学童保育所が運営されています。
私が住んでいる市では、学童は民設民営と決まっているので
保護者が協力して運営しています。
民設民営の場合は、毎年保護者の中から運営委員(役員)を決めるので
長期休暇などの期間限定の入所は難しいという面もあります。
どこが主体で運営されているのか、も確認しておくと安心ですね。
夏休みに学童を利用するメリットとしては
- 生活リズムが安定する
- 指導員が宿題を見守ってくれる
- 集団生活の中でクラスや学年を越えた交流ができる
- 特別なイベントを楽しめる
があります。
学校がお休みとなると、つい寝る時間が遅くなったり
起きる時間が遅くなってしまいますよね。
40日近くある夏休みに毎日「遅寝・遅起き」をしていると
新学期の始まりに元に戻るのが大変です。
学童はだいたい、普段学校が始まる8:00~18:00頃まで
開所しています。
(開所時間も施設によって違うので、確認して下さいね)
学童に通っていれば、朝も普段通りに起きて、
宿題の時間には、指導員の見守りの中で宿題をして、
それから遊びの時間になるので、
子どもたちの勉強のリズムも体のリズムも安定します。
学童の対象学年は、1年生~6年生です。
兄弟のいないお子さんでも、色々な学年のお友達がいるので
集団生活の練習にもなり、良い刺激を受けられます。
(施設によっては、3年生まで、4年生までという場合もあります。)
長い夏休みの期間、宿題や学童での遊びだけでなく
近くの公園に遊びに行ったり、お誕生会をしたり
水遊びや、山登りなど、様々なイベントを企画してくれます。
お子さんを色々なところに連れて行ってあげたくても
あなたにもお仕事があり、家事をする時間も必要で、とても忙しいと思います。
そういった面でも学童が補ってくれるので、夏休みの利用はおすすめです。
学童利用のデメリットとしては
- お金がかかる
- お弁当が必要な場合がある
- 集団生活が苦手な子には負担
という面があります。
全国的に学童の月額利用料金は
公立の学童では3,000円~7,000円
民間の学童では20,000円~50,000円
ほどかかります。
我が家は月額一人15,000円くらいです。
市からの補助があるので、一般の民間学童よりは少し安くなっています。
土曜日も頼むとプラス1,000円
夏休みは追加料金がかかる場合があります。
土曜日や夏休みに学童に行く際は、基本的に毎日お弁当持参のところが多いです。
始業式前後やイベントの時は学童でまとめてお弁当を注文してくれることもありますが
ほとんどお弁当です。
うちの学童の場合、買ってきたお弁当やパンなども可、
となっているので、時間がなくて作れなかったときは
パンを買って持たせることもあります。
学童で過ごす時間は朝から夕方までと長く
宿題の時間、遊びの時間、掃除の時間、とタイムスケジュールが組まれていて
繊細な子や、集団行動が苦手な子にとっては
少し負担になってしまう可能性があります。
我が子も上級生とトラブルになったことがありましたが、
部屋を変えてもらうなど対応して頂き、今は楽しく通っています。
夏休みの子供の過ごし方として学童以外の選択肢は?
近くに学童がない、夏休みだけ入所できない、という場合は
- 祖父母に預ける
- 習い事をする
- 子どもだけでお留守番
- ベビーシッターやファミリーサポートを利用
という選択肢があります。
私の住んでいる地域は田舎なので、学童に預けずに
祖父母に預けるという方が結構多いです。
私自身は実家が遠く、義実家の祖父母もまだ仕事をしているので
学童一択でした。
そろばんや、塾、習字教室などで子どもを短時間預かってくれる施設もあります。
習い事をしつつ、子どもだけで家にいる時間を少なくするのも一つの手です。
あとは、お金がかかりますが、ベビーシッターを依頼したり
地域の「ファミリーサポートセンター」を利用するのもよいと思います。
(ファミリーサポートセンターとは、子育てを助けてほしい人(依頼会員)と子育てのお手伝いをしたい人(援助会員)とを仲介して、子育ての援助を行う組織です。各自治体にあります。)
まとめ
私自身は、学童を利用してよかったことが多いのでおすすめですが
4年生の長男はそろそろやめたい、とも言い出しています。
自由な時間が欲しくなる年頃だよなと思いながらも、まだ1年生の長女のためにも
今年の夏休みは学童で過ごしてもらう予定です。
お金もかかることなので、あなたに一番良い形で、
また子どもたちにとっても楽しい夏休みになるように
上手に活用して頂けたらよいと思います。