夏休みにしか体験できないこと
思い出に残る特別なことをさせてあげたい!
そう思う親御さんは多いですね。
子供だけで
サマーキャンプに参加させた方にお話しを聞くと
「日焼けした子供の顔がたくましく、数日間なのに
とても大人になって帰って来た」と興奮していました!
このような話を聞くと期待がふくらむ反面
子供だけで大丈夫?と不安もあるのではないでしょうか
そこで、サマーキャンプに子供だけで参加するメリットや
事前に知っておくこと、注意点などをお伝えします。
子供だけで参加するサマーキャンプの選び方とは
子供だけでキャンプに参加させると
どのような効果があるでしょうか。
新しい友達ができる
サマーキャンプの規模にもよりますが
同じ学校や学校以外の友達、同級生、他学年のお友達など
一緒に生活を共にすることで、幅広い交遊関係が生まれます。
自立心が生まれる
キャンプではテント張り、食事の準備、片づけ、掃除
自分のことは自分でする、年齢の低い子の補助をするなど
いろいろな体験から相手を思いやる心と自立心が自然と芽生えます。
好きなこと、夢中になれることが見つかる
山や海のレジャー、おしゃべりは英語のみなど
主催するキャンプによって体験することは様々です。
たくさんの体験からとっても楽しい、またやってみたいと
「何か夢中になれることが見つかった」という声を聴きます。
自宅の快適さに気づく
食事や洗濯、暖かいお風呂
快適な環境を普通だと思っていたのが、自分で体験することで
「パパ、ママありがとう」と思ってくれるようになります。
このようにたくさんメリットがありますが
参加するキャンプ場をどのように選ぶのか迷いますね。
キャンプ場を選ぶときのポイント
<何を体験したいのか目標を決める>
海や海岸で遊びたい、山や川で遊びたい、職業体験をしたい
お友達を作りたい、キャンプファイヤーをしたいなど
何か目的(したいこと)をもって参加するキャンプを選ぶのも大切です。
<最初はスタンダードなプランから>
初めて子供だけで参加するキャンプで
英語を身に付けさせたいし、子供も積極的だったから
ネイティブの先生が引率するコースにしたけど
言葉が分からない、楽しめなかったと
「子供は落ち込んで帰ってきた」という話もあります。
初めてで緊張することもありますし
低学年の場合、夜に泣き止まず迎えに行くなども考えられます
最初はスタンダードで段階を踏み、慣れていくことをお勧めします。
<運営団体を詳細に調べる>
子供を安全に参加させるためにとても重要なことなので
代表の情報、会社の実績、そしてどのような方が引率するのかなど
口コミなどもしっかり調べて検討します。
子供だけで参加するときの安全対策と持ち物チェックは入念に
キャンプは楽しいことがたくさんありますが
気を付けなければいけないこともたくさんあります。
持ち物の準備と子供と親の心の準備もできるように
事前にしっかりと親子で話し合いをしましょう。
参加前に注意点を確認し伝える
- わからない事や困ったことがあったときは近くの大人の人に聞いてね
- 先生やスタッフの言うことをしっかり聞いて、決まりを守ってね
- 体調が悪いときは我慢をしないですぐに伝えてね
- トイレを我慢するとお腹が痛くなるかも知れないから我慢しないのよ
- いろいろなことを体験するけど、もしも失敗しても大丈夫、初めからできる人はいないからね
- 迎えに来てほしいことがあったらいつでも駆けつけるから大丈夫だよ
- 自分の荷物を散らかして周りの人を困らせたらいけないよ
親以外の大人に話しかけたり、聞くことが難しいと思うお子様もいます
困った時は上級生でもいいので話しかけるように伝えます。
また申し込みの時に、性格的なこと、気になる点、配慮して欲しい点など
主催者側にお伝えすると安心ですね。
その他にも申込書には、アレルギーの有無など
健康管理について記入するところがあります
大切なことなので、記入漏れがないように気を付けます。
そして、キャンプに行くときに必要な持ち物ですが
現地で困らないように、必ず子供と一緒に準備します。
<基本的な持ち物>
ボストンバックとリュックサック(小)
現地までバスで移動する場合は、すぐに物が取り出せる
小さめのリュックと着替えやタオルなど大きいものを入れる
ショルダー付きのボストンバックの二つを準備すると便利です。
帽子とネックタオル
帽子は日差しを遮るために、少しツバが広めのタイプと
ネックタオルは熱中症対策で、水で濡らすと冷たくなるものをお勧めします。
下着・着替え
着替えなどは、必要な枚数分とプラス1~2枚分多めに用意します。
防寒着
キャンプ場は夜や朝方に気温が下がります。
フード付きの薄手のパーカーやシャツなどの羽織ものが必要です。
雨具
レインコートやポンチョなど
できれば上下別々になっているものをお勧めします。
また、折りたたみ傘も予備で持っているといいですね。
ハンカチ・タオル・ティッシュ・ビニール袋
ハンカチなどは汗を拭いたりするので
この一式を直ぐに取り出せるリュックのポケットに入れます。
ビニール袋はごみを入れたり、濡れたものを入れたり
たくさん使うので、多めに持って行くと安心です。
洗面用具
歯ブラシ、コップ、歯磨き剤などセットになった
コンパクトのものがお勧めです。
軍手
キャンプで飯盒炊飯をする場合は必ず持って行きましょう
ゴム状の滑り止めが付いている軍手は
火の側で使うと溶ける可能性があるので、付いていないものを選びます。
懐中電灯
主催者側で準備する場合は必要ありませんが
個人で準備するときは、子供が持てるようあまり重たくない物にします。
筆記用具
連絡事項を記入したり
いろいろ必要になるので、忘れずに持って行きましょう。
水筒
なるべく軽量で、500mlくらいのものがお勧めです。
飲み物は、自宅で入れた分が無くなれば補充してもらえます。
参加するキャンプによって、持参するものに違いがありますが
どちらのキャンプ場でも気を付けることは
全ての持ち物にフルネームで名前を記入することです。
子供が好きなキャラクターなど同じものが
たくさん集まり、持ち物が混ざってしまいます。
大変な作業ですが、子供と一緒に書きましょう。
着替えや下着などは、一日ごとにビニール袋に入れて
そのビニール袋には、分かりやすく○日目用と書き
その日に着るもの別に準備すると使いやすくなります。
そして、カバンの中に入れるときは
必ず子どもと一緒に確認しながら詰めていきます。
まとめ
初めて子供だけでキャンプに参加するときは
しっかり前準備をすることが大切です。
主催者側の情報などを早めにリサーチして
子供のやりたいことを優先しながらも
無理をしないことも大事ですね。
親も子供の成長を楽しみにリフレッシュしましょう!