お盆に何食べる?食べてはダメな物、定番料理を紹介!

生活

お盆には、家族が帰省したり、親戚が挨拶に来たりと

人が集まる時期なので、受け入れる側のあなたは

「どんな食事を準備すればいいのだろうか」

と悩んでしまいますよね。

お盆に食べる定番料理とは

お正月には「おせち料理」を食べますが、

「お盆に食べるもの」は明確な決まりはありません。

地域によっても違いがあります。

普段なかなか会えない家族や親族が集まる場合は、

お寿司や焼き肉などを食べることも多いですが、

一般的にお盆によく食べる物は

・お団子

・おはぎ

・そうめん

・夏野菜

・果物

・精進料理

などがあります。

昔は、お盆の時期には肉や魚など殺生に関わるものは

食べてはいけない、と言われていました。

そのため、信心深い方の中には、お盆の時期は肉や魚は食べない

という方もおられます。

せっかくの機会なので、精進料理にチャレンジしてみるのも

よいかもしれません。

ご先祖様にも喜んでもらい、美味しい食事で家族団らんを楽しむ

期間にしたいですね。

お盆とは

「お盆」は正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」
または「盂蘭盆(うらぼん)」と言います。

ご先祖様があの世から地上に帰ってくる期間と言われています。

ご先祖様をお迎えして供養するために、おはぎやそうめん、

好みだったものを準備してお供えします。

昔から「お盆」は「お正月」と同じように大切にされてきた行事です。

今でも、お盆の時期は会社が休みになることが多いですね。

実家に帰省したり、親戚が集まったり、

家族でお墓参りに行く方もたくさんおられますね。

私たちが今ここにいるのはご先祖様あってのことなので

感謝してお盆の時期を過ごしたいですね。

基本的なお盆の期間は、
8月15日を中心とする地域が多いようです。
だいたい8月13日~8月16日の間です。

地域によっては7月15日をお盆とするところもあります。

明治時代に旧暦から新暦に変更された際、

それぞれの地域の農作業や漁業などの事情によって

行事の時期がバラバラになりました。

時期も異なるので、食べる物も地域によって差があるんですね。

その土地の特産品を食べることも

お盆の楽しみの一つですね。

お盆の食事

お盆にご先祖様と一緒に食事をすることで供養できる

ともいわれています。

ぜいたくな食事は避けて、精進料理を仏壇などにお供えして、

家族も同じような質素な料理を食べるのが本来のお盆の食事だそうです。

精進料理は、お供えしたもののお下がりを食べるのではなく、

ご先祖様と家族の分を別に用意して一緒に食べることが基本です。

しかし、そもそも精進料理とはなんだろうかと

頭を抱えてしまいますね。

普通の主婦にも作れそうな精進料理は

・けんちん汁

・赤飯

・高野豆腐の煮物

・いんげんのゴマ和え

・里芋の煮物

などがあります。

しかし、これらを一から準備しようと思うと

手間もかかり、ちょっと大変ですね。

本来は質素な食事が良いとのことですが、

みんなが美味しく食べられることも大切なので

あなたや家族が食べたいものを準備できたらよいと思います。

私の母の実家では、毎年お盆には

おばあちゃん手作りの押し寿司を食べていました。

甘酸っぱいすし飯と玉子やさくらでんぶの甘さのバランスが絶妙で

とても美味しかったです。

お供え物のお下がりをみんなで食べるのも

お盆の楽しみの一つですね。

・お団子

あの世から帰ってきたご先祖様に

旅の疲れをいやしてもらうという意味や

あの世に帰るときのお土産という意味があります。

お盆の初日8月13日にお供えするものは「迎え団子

盆明け8月16日にお供えするものは「送り団子」

と呼ばれています。

・おはぎ

おはぎに使われる「小豆」には、魔除け効果があると信じられていたため

邪気を払う食べ物として、ご先祖様にお供えされてきました。

・そうめん

そうめんは、その細長い形から

長生きして、幸せや喜びが永く続くように

という意味があります。

そうめんを食べると熱中症にかからない

と信じられていたそうで、厄除けの意味もあります。

・夏野菜、果物

ご先祖様のおかげでたくさん収穫できました。

という感謝の気持ちを込めて、

この時期の美味しいお野菜をお供えしていたそうです。

新鮮な夏野菜を天ぷらにして食べるのも美味しいですね。

暑さで夏バテしてしまう時期でもあるので

旬のものや、身体を冷やすものを食べて

ゆっくり心身を休めることも大切です。

まとめ

お盆に食べる食べ物には、これといった決まりはありませんが

この時期に旬を迎える野菜や果物は、栄養満点です。

暑い夏を元気に乗り切るためにも、

食事に取り入れるといいと思います。

また、普段の生活で精進料理を作ってみることは

なかなか無いですよね。

ご先祖様への感謝の気持ちを込めて、

大切な人と一緒に食べる特別な食事として、

精進料理に挑戦してみるのもよいかもしれないですね。

親戚がたくさん集まる、子どもがいる、という場合は

BBQをしたり、ピザをとったり、お寿司をとったりと

ごちそうをみんなでわいわいと食べても良いと思います。

準備が大変なので、外食もありですね。

何を食べるかも重要ですが、何よりも

「ご先祖様に感謝して、供養する日」

ということを心に刻んで、家族みんなで

お盆の期間を大切に過ごしたいですね。

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