一般的に多く販売されている蚊取り線香って、猫も人間も、
煙やニオイを近距離で吸い込んだり、
焚いている部分に触ったり、
灰をなめたりしなければ害はないです。
でも猫や犬、熱帯魚など動物と暮らしている場合は、
ペットがいてもOKなタイプの蚊取り線香を使った方が、
ペットが煙やニオイを吸い込んでも平気なので、断然に安心ですよ!
夏場で蚊が出てくる時期になると、
やっぱり蚊取り線香を使いたくなりますが、
猫とかペットがいると悪影響がないか気がかりですね…。
そこで今回は、蚊取り線香は猫がいても焚けるのか、
安全性や猫に万が一不調が現れた時の対処法を解説します。
蚊取り線香って猫にも有害なの?注意すべきこととは?
蚊取り線香って渦巻き型の火を点けて使うタイプも、
コンセントに差し込んで使うプラグ式のものでも、
煙やニオイを間近で吸い込まなければ、猫に害はありませんよ!
ただし猫が近くでニオイや煙を吸い込む、
焚いている渦巻き型蚊取り線香に触る、
蚊取り線香の灰をなめてしまうなどは、必ず注意すべきこと。
ではより詳しく、猫がいる場合に蚊取り線香を使うときに、
知っておきたい注意点をご説明します。
・煙やニオイを近くで吸わせないようにする
猫が蚊取り線香の煙やニオイを近くで吸い込んでしまうと、
具合が悪くなる可能性があります…。
でも猫に限らず、犬など他のペットや人間にも、
蚊取り線香の煙やニオイを間近で吸うことは有害ですよ!
そのため、猫は必ず蚊取り線香に近づけないようにしましょう。
蚊取り線香を焚いている間は猫を別の部屋に移動させるか、
蚊取り線香と距離のあるケージの中に入れておくようにすること。
そうすれば蚊取り線香の煙やニオイを猫が吸わないので、
体に害はないので安心です。
我が家にも猫がいるのですが、やっぱり蚊取り線香を使う時は、
猫を別室に連れて行くようにしていますね。
そのおかげで、今まで飼い猫の具合が悪くなったことがないので、
飼い主としてかなり安心しておりますよ!
あなたもぜひ飼い猫が蚊取り線香の成分で体調を崩さないように、
猫は蚊取り線香から離していくようにしましょう!
・焚いている途中の蚊取り線香に触らせない
渦巻き型の蚊取り線香を焚いている時って、
猫が近寄ってきて蚊取り線香に触ると、
火傷をしてしまう可能性があります!
加熱式の蚊取り線香を焚いている場合は、
猫が熱い部分に触って火傷をしないように、
猫を常に見張っておくと良いですね。
もしくはやっぱり蚊取り線香を焚いている間は、
猫を移動させましょう。
猫の手の届かない場所に蚊取り線香を置いて焚いても良いので、
煙やニオイだけではなく、熱部分にも要注意ですね!
・蚊取り線香の灰をなめないようにする
蚊取り線香を焚いた後の灰を猫がなめてしまうと、
やっぱり体に悪影響を及ぼします。
そうならないためにも、蚊取り線香を焚いたら、
すぐに片付けるようにしてくださいね。
灰をなめると蚊取り線香の成分を摂取することになるので、
猫の健康状態にかなり良くないのでご注意を!
以上が蚊取り線香を焚いている時に、
猫に害がないようにするための注意点。
これらの注意点を守っていけば、
猫がいても蚊取り線香を使えるので、安心してくださいね!
でもどうしても蚊取り線香を使うのが心配、
という場合は、ペットがいても使えるタイプの蚊取り線香を選ぶと良いですよ!
蚊取り線香を焚いていて猫にこんな症状が出たら即座に動物病院へ!
蚊取り線香を焚いている時や焚いた後、猫がせき込んだり、
くしゃみを頻繁にする、吐いてしまう、元気がない、
という症状が出たら、すぐに動物病院へ猫を連れて行きましょう!
では続いて、更に詳しく蚊取り線香を焚いた後や、
焚いている途中に、動物病院へ連れて行く必要がある、
猫の症状を解説しますね。
・猫が激しくせきをしている
猫がせき込むなど、激しくせきをして呼吸が苦しそうな場合は、
蚊取り線香の煙やニオイを近くで吸ってしまった可能性があります。
この場合、蚊取り線香をすぐに消しても、
症状が治らないことが多いので、早めに動物病院へ連れていきましょうね!
放っておくと呼吸器に大きくダメージを与えることがあるので、
本当に早めに動物病院へ連れて行くと安心ですよ。
・頻繁にくしゃみをする
猫の中には蚊取り線香の成分を吸ってしまうと、
アレルギー反応を起こして、くしゃみが止まらないこともあります。
もし蚊取り線香を焚いているときや、炊いた後に、
飼い猫がくしゃみをするのでしたら、
その場合も動物病院で獣医さんに診てもらうと良いですよ。
アレルギー反応が激しく出ると、
猫も呼吸がしづらくなり、とても危険な状態になるので、
必ず早めに獣医さんに連れて行きましょうね!
・吐いてしまう
猫が吐いてしまうのは、知らぬ間に猫が蚊取り線香の灰をなめたり、
ニオイをすぐ近くで嗅いでしまったから。
蚊取り線香って灰自体にも生き物に良くない成分が含まれるので、
猫が吐いたりしたときも、動物病院に連れて行き、診察を受けましょう。
そうすれば大切な飼い猫の体調も良くなりますよ!
・元気がない
飼い猫がいつもより全然元気がなくてぐったりしている場合も、
蚊取り線香の成分を吸ってしまった可能性が高いです。
元気がなかったりぐったりしている様子でしたら、
念のため獣医さんに診てもらいましょうね!
そうすれば元気がない理由も分かるし、
治療してもらえたり、改善や緩和に繋げることが出来ますよ!
以上が蚊取り線香を焚いたり、焚いた後に注意した方が良い、
猫の症状です。
いずれの症状の場合もとにかく早めに獣医さんに診てもらうのがベストなので、
どうか愛猫のためにもすぐ動物病院へ連れて行きましょうね!
まとめ
蚊取り線香は近くで煙やニオイを吸ったり、触ったり、
灰をなめたりしなければ、猫に害はないので安心してくださいね!
ただし猫が蚊取り線香の煙やニオイをたくさん吸い込んだり、
熱い部分に触る、灰をなめるなどすると、
具合が悪くなるのでその場合は動物病院へ連れていきましょう!
特にせきやくしゃみ、おう吐、ぐったりしているなどの症状は、
放っておくと悪化して危険なので、
早めに獣医さんに診てもらうと安心ですよ!
そして今後はペットがいても使える蚊取り線香に買い替えると良いですね。